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アカシアが危機です 守ろう、アカシア!
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瀬尾養蜂園の一番人気「あかしあはちみつ」が、危機にさらされています
守ろう、アカシア! はちみつの瀬尾養蜂園
「アカシア」正確には「ハリエンジュ」「ニセアカシア(このぺーじでは、以下このように表記します)」と言います。

このニセアカシアが、「外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害防止に関する法律)」が、平成16年6月2日に制定されたことで、他の植物に害を及ぼす恐れのある植物として、規制される動きがあります。
ニセアカシアが、規制の対象になりますと、多くの養蜂家が、その経営基盤を失うことになり、国産蜂蜜の安定供給ができなくなることはもちろん、ニセアカシアの収穫ができないことで、廃業する養蜂家が増えてしまうということが、予想されます。国内の蜜源の減少に伴い、養蜂業者が減っていくことは、自然の流れなのかもしれませんが、そう簡単なことではないのです。

現在、国内に流通している蜂蜜のうち、国内産はわずか6〜7%。1割もないのです。このような生産状況のなかで、多くの養蜂家が利用している蜜源がニセアカシアなのです。ニセアカシアがなくなってしまうと、蜂蜜の自給率の低下は必至、また、他の蜂蜜の価格の高騰も目に見えています。

また、国内では様々な農作物の生産に、蜜蜂が携わっています。イチゴ・メロン・スイカ・カキ・ウメ・リンゴ・カボチャ・ブルーベリー・マンゴー・ナスなど、考えなくてもこれくらいの作物は頭に浮かびます。

ニセアカシアがなくなることで、養蜂業者が減少してしまうことは、先述したとおりですが、養蜂業者が減少してしまうと、国内で飼育(生産)される蜂群量の減少は必ず発生することになります。蜂群量の減少は、そのまま、ミツバチを利用する作物への供給が不安定なってしまうということなのです。ミツバチがいなければ、生産することのできない作物に大きく影響を与えることは確実になると考えられます。

国内での飼育蜂群数の減少から、さらに不安を感じることがあります。ミツバチの不足を補うためのミツバチの輸入です。現在、女王蜂の輸入は行われていますが、蜂群そのものの輸入はありません(研究目的、試験目的はあるかもしれませんが)。万が一、ミツバチが輸入されることになれば、国内にない蜂病や害虫も合わせて輸入されてくることは、簡単に想像できます。現に、蜜源であるレンゲを食害するアルファルファタコゾウムシも、輸入牧草にまぎれて入ってきたと聞いています。それが、九州地方を発端に日本中のレンゲ畑に被害を及ぼしているのです。

以上のことからもお分かりなように、蜜源樹であるニセアカシアがなくなることは、

○国内産の蜂蜜生産量の著しい減少
○養蜂業者の減少
○国内産蜂蜜の価格の高騰
○国内飼育蜂群の減少
○花粉交配媒体(ポリネーター)としての、供給量不足
○ミツバチの輸入、並びに蜂病等の負の要素の輸入の心配

などなどのことが起こってしまうと予想されます。
養蜂家に、消費者の方々には、喜ばれているニセアカシアですが、一方では外来樹として何らかの影響を与えていることもあるのかもしれません。しかし、ニセアカシアをなくすことで、養蜂というひとつの産業もなくなってしまうかもしれないのです。合わせて、多くの農作物の生産そのものが危ぶまれるという現実があるということを、ご理解ください。
 
この問題について、ご支援、ご協力、ご意見を頂戴できれば幸いです。
守ろう、アカシア!についてのご意見はこちらからお願いしますm(__)m
 
ニセアカシアは被害に係る一定の知見はあり、引き続き特定外来生物等への指定の適否について検討する外来生物としてあげられています。

【文献等で指摘されている影響の内容】
生態系(競合・駆逐、環境攪乱)
【摘要】
砂防林や薪炭材として導入され、良質の蜜源植物としても広く利用されている。しかし、各地の河川や海岸などでは繁茂し、希少植物を含む在来植物を駆逐するおそれがある。影響の大きい場所では積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。
環境省 外来生物法のページ
社団法人日本養蜂はちみつ協会

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